こうき

こうき
I
こうき【光輝】
(1)ひかりとかがやき。

「~を放つ」

(2)光りかがやくような名誉。 栄光。

「~に満ちた生涯」

II
こうき【公器】
公共の役に立つもの。 公共の機関。

「新聞は社会の~と言われる」

III
こうき【口器】
無脊椎動物, 特に節足動物の口部を構成し, 摂食や咀嚼(ソシヤク)に関係する器官の総称。 昆虫類では上唇・大顎・小顎・下唇・下咽頭から成るが, 食性により咬み型・吸い型などが区別される。
IV
こうき【口気】
(1)口から吐く息。
(2)ものの言い方。 くちぶり。 口吻(コウフン)。

「憤慨に堪へないやうな~で仰やる/ヰタ・セクスアリス(鴎外)」

V
こうき【好奇】
珍しい物や未知の事柄に関心をよせる・こと(さま)。

「~のまなざし」「葉子は~な眼をかがやかし/或る女(武郎)」

VI
こうき【好季】
よい季節。
VII
こうき【好期】
ちょうどよい時期。 ころあいの時節。
VIII
こうき【好機】
ちょうどよい機会。 またとないよいおり。 チャンス。

「~到来」「千載一遇の~」

~逸(イツ)すべからず
よい機会をのがしてはならない。
IX
こうき【工期】
工事期間。
X
こうき【広軌】
鉄道レールの幅が標準軌間(1435ミリメートル)を超えるもの。
狭軌
〔新幹線は1435ミリメートルであるが, 他の鉄道より広いため広軌ということがある〕
XI
こうき【康煕】
中国, 清の聖祖(康煕帝)の年号(1662-1722)。
XII
こうき【後期】
一定の時代や期間を前・後の二つ, あるいは前・中・後の三つに分けた場合, そのあとの方に属する時期。

「江戸時代~」「~の授業」

XIII
こうき【後記】
(1)文章のあとの方に記すこと。
前記
「詳細は~する」
(2)書籍などで, 本文の後ろに記す文章。 あとがき。 跋(バツ)。

「編集~」

(3)後世の記録。

「名将の御前にて紛れもなく討死して, ~に留めよや/太平記 32」

XIV
こうき【校旗】
その学校のしるしとする旗。
XV
こうき【校紀】
学校内での風紀。

「~が乱れる」

XVI
こうき【校規】
学校の規則。 校則。
XVII
こうき【皇基】
天皇が国を治める事業の基礎。 治国の基礎。

「大いに~を振起すべし/五箇条の御誓文」

XVIII
こうき【皇紀】
日本書紀の紀年に基づき, 神武天皇即位の年を元年と定めた紀元。 日本紀元。 皇紀元年は西暦紀元前660年にあたる。
XIX
こうき【紅旗】
中国共産党中央委員会の機関誌。 1958年創刊。 88年廃刊。
XX
こうき【紅木】
インド・ミャンマーに産するマメ科の落葉小高木。 カリンと同属で, 唐木の一種。 材は暗紅色で美しく, 三味線の棹・琴の張り板などに用いるほか, 紅色の染料を採取。 コウキシタンとも呼ぶがシタンとは別属。
XXI
こうき【綱紀】
〔「綱」は大づな, 「紀」は小づな〕
(1)国家を治めるおおもと。 また, 物事のおおもと。
(2)国家を治めること。 物事をしめくくること。

「人生百般の事を~せざる莫し/明六雑誌 20」

XXII
こうき【耕起】
耕地の土を掘り起こして耕すこと。 鋤(ス)き起こし。

「~具」

XXIII
こうき【興起】
(1)おこりたつこと。 勢いが盛んになること。

「今将に~せんとする斉武(セーベ)をして/経国美談(竜渓)」

(2)ものに感じて, 励み立つこと。

「感奮~す」「人民をして観感~せしむることは/西国立志編(正直)」

XXIV
こうき【衡器】
秤(ハカリ)。
XXV
こうき【降旗】
降参の意思を表す旗。 ふつう白旗。
XXVI
こうき【香気】
よいかおり。 芳香。

「~を放つ」

XXVII
こうき【高貴】
(1)身分が高く, とうとい・こと(さま)。

「~な生まれ」「~の出」

(2)ねうちのあること。 値段の高いこと。 また, そのさま。 高価。

「~な壺」「~な薬」

(3)「高貴織り」の略。
﹛派生﹜~さ(名)
XXVIII
こうき【鴻基・洪基】
大きな事業の基礎。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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